『ロハスの家』の構造体は純国産のスギやヒノキのムク材でつくる木造軸組み工法です。
木造軸組み工法とは、縦方向の柱と横方向の土台・梁をつなぎ合わせて骨組みを構成させる、日本古来からの伝統工法のひとつで、日本の木造住宅の大半がこの工法でつくられています。
一般に、ほとんどの木造軸組み工法の家に使われる柱の太さは、幅が105o(3.5寸)で、建築基準法上の最低ラインをぎりぎりクリアできる程度の断面積しかありません。弊社では、その1.3倍の120o(4寸)の柱を標準採用し、骨太でしっかりとした構造体づくりを標準仕様としています。
・余裕を持った骨太構造
太さ105oと120oの柱を比較した場合、断面積では1.3倍(30%)の違いですが、物理的強度では1.7倍程度の違いがあります。また、火災時には断面積の20%程度が燃焼・炭化するといわれます。すなわち、120o(4寸)の柱は燃えても充分な強度があり、避難時間を稼ぐことができ、大切な人の命を救ってくれることになるのです。

105o(3.5寸)角と120o(4寸)角の違い
・ムク材へのこだわり
スギやヒノキなどの国産ムク材の柱は、丸太を製材し、角材へと加工した木芯部分を持つ材です。木芯を持つ木材は、強度的にとても強く、腐りにくく、虫害にあいにくいという長所がある反面、木材自体の含水率が高いと乾燥していく課程で反りや割れなどが発生しやすいという欠点も持っています。
私たちは含水率を15%以下まで乾燥させた木材を使用し、この欠点を最小限に抑えています。
柱(角材)のとり方
一方、木材を板状に細かく製材し接着剤で貼り合わせ、積み木状に形成させた木材を集成材と言います。集成材は、よく乾燥させた木板を貼り合わせることによって、木材の短所(反り・割れ・ねじれ)を相殺しあう性質があるので強度や精度が高く、歪みが生じにくいという利点があります。しかし、接着剤が湿気や水分によって剥離しやすいという欠点を持っていて、長期的な耐久性という面では大きな不安材料をかかえています。実際に剥離してしまったという例もあります。

集成材
こういったことから、少しの歪みよりも耐久性を重視したムク材で家をつくることが最適であると私たちは考えます。